
我が家では、というか?わが夫婦は、年に2回ほど、フォルクローレのコンサートを催す。
といっても、特定のアーティストが中心で、毎回違う会場で行う。
主催だったり主催をお願いしたりだが、基本的に、自分たちが彼らの音楽を楽しむことが目的なのだ。
WYONOというマイナーではあるが、国際的活動を行うミュージシャン。
国籍は、日本・ペルー・アメリカ・南米などでそれぞれの国の特色を生かした彼らならではの民族音楽は、癒しの音楽といえる。
元が、彼らのファンだから、主催だけではなく近隣で行われる際には、追っかけよろしく家族ぐるみで聞きに出かける。
客、主催双方を遣っていると有る事に気がつく。
それは、場所により彼らの音楽が生かされたり殺されたりしているという事だ。
理由は、さまざまだが?主に。
*会場の音響
*客の質
*会場雰囲気
屋内会場で音楽専門なら良いが、広いだけの催し会場なんか最悪だったりする。
また、客に会場内で飲酒を許すところがあるが、音楽を堪能している最中に酔っ払いがカラオケとか要求されたのでは、たまらない。
また、この手の小規模コンサートだとミュージシャンと観客の距離が遠すぎると盛り上がりにかける。
そのような意味では、今まで最高といえるのは、この写真のコンサートだ。
見ての通り、洗練された会場とは言えないが、60人ほどの観客が外では、焚き火を囲みながら踊ったりの上質な無礼講状態だった。
標高550m
広さ30坪ほどの牛小屋を自ら改装
周りは、隣家なし
車も走らないから余計な騒音はなし
高地で初秋なので心地よい気候
その、お世辞とも立派とはいえないボロ小屋に彼らの音楽が響きわたり時には、ベースの低音に窓ガラスが振動する。
耳だけではない、体と心で感じる音。
自然と体が動き出す一体感。
図らずとも、実現できた理想の音楽環境
この夜、主催という忙しい中でも彼らの音楽を堪能できた。
付け加えると、このコンサートの開催を手伝ったことが、今日の夫婦生活に結びついた。
これ以降、この時のコンサートを超える彼らの音楽に接していない。
それは、場所という側面が一番影響しているのは間違いない。
残念ながら、すでに、この家は無い。
一つ夢がある。
それは、山の上に住むこと。
そこで、キャンプ場を細々と経営しながら、この手のコンサートを開きたいと思っている。
目星は、付いている。
広い緩斜面で爽やかな風が吹き抜ける場所である、時たま未だ手に入らないその場所に行き夢を膨らます。
40歳を過ぎ、第二の人生を考えてよい時期だと思う。
20〜30代、趣味で培ってきた知識・ノウハウ・人間関係を肥やしに好きな音楽とそれに見合う場所作り。
主催者だからできる、己の好みの音響環境とその場所作り。
究極の贅沢かも知れない。
これが、人生後半に差し掛かった自分の野望。
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